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  • 執筆者の写真安田 雄太郎

青木佳史氏の講演ー意思決定支援(本人中心支援)を核とした権利擁護支援を地域で進めるために


青木佳史

 2022年5月31日、枚方市総合文化芸術センター別館で、枚方市障害福祉サービス事業者連絡会の2022年度総会と記念講演を開催しました。今回はオンライン開催を行わず、対面開催のみでしたが、会員事業者をはじめ、枚方市役所の障害企画課・障害支援課・福祉政策課、ひらかた権利擁護成年後見センターなど約120名の参加がありました。


 記念講演では、弁護士会で長年にわたって高齢者・障害者の権利擁護の取り組みを推進されている、弁護士の青木佳史氏をお招きし、障害者支援と成年後見制度の課題について、ご講演いただきました。


 「成年後見制度の利用の促進に関する法律」が2016年に施行され、「枚方市成年後見制度利用促進基本計画」が昨年3月に策定されました。この計画を推進するため、昨年7月には「ひらかた権利擁護成年後見センター(こうけん ひらかた)」がラポールひらかたでオープンし、障害者相談支援センターや地域包括支援センターも参加する「枚方市地域連携支援ネットワーク協議会」も動き始めています。


 高齢化に伴う「人生の整理」をはじめとした高齢者権利擁護の課題がある一方で、親なき後の地域生活の継続をはじめとした障害者権利擁護の課題もあり、様々な立場の支援者の「権利擁護意識と福祉的視点の向上」や連携が求められています。


 「権利と利益を守り 誰もが安心して自分らしく暮らせるまち」という「計画」の基本理念を実現するため、社会モデルに基づく自己決定や意思決定支援を推進してきた障害者支援の経験を、連携の取り組みに活かしていく必要があると考えます。


2022年度第1回枚方市障害福祉サービス事業者連絡会 案内
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