• 安田 雄太郎

中宮小学校で講演しました!

更新日:2021年5月17日


中宮小学校5年生

 2021年2月12日、枚方市立中宮小学校5年生への福祉授業の講師としてお招きいただき、バリアフリーやユニバーサルデザインをテーマにお話させていただきました。


 子どもたちからは「なぜ、あんゆうを設立したのですか?」「車いすで一番困ることは何ですか?」という鋭い質問をはじめ、たくさんの質問をいただきました。


 新聞報道によると、全国で子どもたちの「いじめ、不登校、暴力行為、自殺」は増えており、「18~22歳の若者のうち自殺念慮(本気で自殺したいと考えたことがあること)を持ったことがあるのは30%、自殺未遂(実際に自殺未遂経験があること)の経験がある人は11%に上り、原因については『学校問題』と答えた人が48%で最も多かった。」(毎日新聞2021年2月9日、野澤和弘氏)という事実に驚かされました。


 子どもたちを苦しめている原因は、障害者を生きにくくしている原因と共通している部分、例えば「普通であること」を求められること、「均質性重視の集団主義」(野澤和弘氏)にもあるのではないかと思います。


 私は学校に講師で招かれたとき、「障害者が暮らしやすいバリアフリーやユニバーサルデザインの重要性」を伝えるとともに、「できないことや《普通》でないことを理由に障害者を差別し排除する社会や価値観は、障害のない子どもたち自身も悩ませ苦しませているはず」というメッセージを伝えるよう意識しています。


 障害者の自立生活運動は、「例えば階段しかなく上がれないという不利益は、私が歩けないことが悪いのではなく、エレベーターを設置していない建物に問題がある」という「社会モデル」の自立観や「能力主義などの価値観を問い直し、多様性を認め合う共生社会(インクルーシブ社会)の推進」というメッセージを発信し、世に問うてきました。

 この講演が、子どもたちの悩みや苦しみを解消するきっかけになってくれたら幸いです。

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