
2021年12月14日と20日、枚方市社会福祉協議会在宅福祉課のガイドヘルパー現任研修会に講師で招かれました。テーマは「障害者の地域生活について」。2回に分けて100名以上のガイドヘルパーさんに講演させていただきました。
当事者(ガイドヘルプ利用者)の立場と支援者(ガイドヘルプ事業所)の両方の立場から、ガイドヘルパーに期待することや役割などをお話させていただきました。
ビジネスという視点では、施設などでの集団ケアに比べて、ガイドヘルプやホームヘルプという個別ケアの困難性が大きい中、当事者の人権尊重を何より優先して、個別ケアで真っ向勝負されている枚方市社協在宅福祉課の皆さんに敬意を表しました。

また、「障害のある人が、障害のない人と同じように、地域のなかで自立して生活できるようにします」「障害のある人が、市民社会の一員として、あらゆる社会生活に参加し、いきいきと活動できるようにします」という枚方市の障害者施策に係る基本理念の実現は、ガイドヘルプとホームヘルプなしには実現できないこと、それゆえに、在宅介護に重点を置く施策を推進する行政と事業者が必要不可欠であり、個々のヘルパーの支援力が障害者の地域生活の成否を握っていることを強調しました。
あんゆうは、個別ケアをこれからも粘り強く推進していこうと思います。
安田 雄太郎

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