2021年9月12日、枚方市総合文化芸術センター別館(旧メセナひらかた会館)で枚方市ガイドヘルパー養成研修の講師をしました。
この研修は、枚方市独自の研修で、年2回のペースで行われています。主催は枚方市で、実施は枚方市自立支援協議会です。私は、車いすガイド利用者(当事者)の立場で、そして、ガイドヘルプ事業者(支援者)の立場で、ガイドヘルパーに期待することをお話しました。
いわゆる介護技術について、
①利用者の意向を的確に把握して、快適に介助する技術
②利用者の自立と社会参加のモチベーションを高め、関係者の意識を変えていく技術
があると思いますが、意識を変えていく行為は、成果として見えにくいが、社会を変えていく大きな力になっていることを訴えました。
コロナ禍でガイドヘルプの利用が減少しています。障害者がヘルパーと外出することが少ない社会は、バリアフリーやユニバーサルデザインの推進にとってもマイナスであり、誰もが住みやすい枚方市のまちづくりのためにも、ガイドヘルパーの活躍に期待します。
安田 雄太郎
Comments