2024年1月25日、枚方市役所別館 第3・第4委員会室で、令和5年度枚方市バリアフリー推進協議会が開催され、枚方市障害福祉サービス事業者連絡会を代表して参加しました。
会議の次第は次のとおりです。
1.開会
2.各事業者の バリアフー化の取り組みについて
(1)枚方市駅南口タクシー乗場の整備・踏切内の安全対策について【資料3-1】
(枚方市 土木政策課)
(2)道路のバリアフリー化について【資料3-2】
(枚方市 道路河川整備課)(大阪府 枚方土木事務所)
(3)枚方市駅の整備・踏切内の安全対策について【資料3-3】
(京阪電気鉄道株式会社)
(4)枚方市駅北口駅前広場の取り組みについて【資料3-4】
(枚方市 市駅周辺まち活性化部)
3.法改正等の情報提供
(1)「大阪府福祉のまちづくり条例ガイドライン」の改訂について【資料4-1】
(大阪府 都市整備部建築環境課)
(2)障害者差別解消法の改正について【資料4-2】
(枚方市 障害支援課)
(3)樟葉駅前広場の取り組みについて【資料4-3】
(枚方市 土木政策課)
4.その他
5.閉会
私からは次の質問・要望を行いました。
●枚方市駅や樟葉駅の改札前エレベーターのかごの大きさを拡大して頂きたい。車椅子ユーザーやベビーカー、キャリーケースを持った方などが多く利用しており、待ち時間も発生している。東京オリンピック・パラリンピックのアクセシビリティガイドラインでは標準定員17名、推奨される整備環境で24名であり、枚方市駅や樟葉駅では最小の11名であるため、機会があれば拡大して頂きたい。
●無人駅で電車に乗車する際、スロープの設置を電話で連絡する仕組みになっており、負担に感じることもある。障害者差別解消法の改正により事業者の合理的配慮が義務化されたこともあり、できるだけ駅員を配置して頂きたい。
●樟葉駅前広場について、芝生広場は車椅子で通行が難しいと思うので、芝生広場内に通路を設けるなど何か工夫はあるか。また、計画段階で当事者の意見を聞く機会はあったのか。
●「大阪府福祉のまちづくり条例ガイドライン改訂(案)」に対するパブリックコメントの内容と、東京オリンピック・パラリンピックでは基本設計段階から障害当事者団体と協議する仕組みが作られた内容について資料提供する。
●事前に当事者と協議する機会が必要であり、樟葉駅前広場の件では車椅子利用者へのバリアフリー状況が後退するような説明があったことも心外である。市として当事者が参画する仕組みを考えて頂きたい。また、計画内容などの情報が一部の関係者にしか行き渡らないので、協議会の説明資料をHPで公開してもらいたい。
安田 雄太郎
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