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  • 執筆者の写真安田 雄太郎

楠葉中学校で講演しました!

更新日:2023年4月8日


楠葉中学校

 2020年11月17日、「ユニバーサルデザインの社会」をテーマとした楠葉中学校の2年生対象の講演にお招きいただきました。


 《「普通って何?」という問いかけが、すごく心に響きました!》という感想をはじめ、たくさんの手応えのある感想をいただきました。


 以下、紹介させていただきます。


【感想】 「普通って何?」という問いかけが、すごく心に響きました!~人権講演会を振り返って~  11月17日6時間目に、ユニバーサルデザインの社会をテーマに安田雄太郎さんの講演会を行いました。

 安田さんは、脊髄性筋萎縮症という病気のため、3歳のころから車いす生活を送っておられます。

 現在は、在宅介護サービスを中心に福祉事業を手掛ける株式会社「あんゆう」の社長として、活躍されています。

 自ら難病を抱えながらも、ユニバーサル社会の実現を目指す力強いメッセージに、共感したり、ハッとさせられたりした人も多かったようです。感想の一部を紹介します。


*最近私は、「みんなと違ってはぶられたりするのは嫌だ」と思っていました。だけど、自分を隠して過ごすのもいやだとも思っていました。ですが、「走れないからはずかしいと思ったことはない」などの前向きな発言をしてくださったおかげで、何かふっきれたような気がします。これから、ゆっくりになるかもしれませんが、「当たり前」を見直していこうと思います。ありがとうございました。


*「普通とは何か」「自立とは何か」など、深く考えさせられる質問に、講演中、頭を悩まされました。


*自分もほかの人と違う意見になったときは、不安に感じたりするけど、今日の安田さんの話でそれは自分の価値観っていうことに気づけて少し安心できました。


*多様性を大切にできる社会は、誰もが生きやすく自立しやすい社会だということを学べました。自分にできることを考えるのは、そんな社会への第一歩だと思いました。


*先入観を捨て、多様な人と心の壁を作らずに会話していきたいと思った。


*今日の安田さんのお話を聞いて、言葉として表せないほど心を揺さぶられました。


*「人と違うことに敏感になっていないですか?」に少しドキッとした。


*安田さんが話す言葉一つ一つが刺さった。「ホームと電車の間が5メートルもあいていたら乗れない人の方が多いだろう。スロープがないのは、それと同じ。」という言葉も説得力のある言葉だなと思った。


*高校に(入ったときに)自分のために(エレベーターを)つけてくれたけど、自分のためだけと思わずにあとからその高校へ入ってくる人のことも考えていてすごいと思った。


*人と違うことが悩みになるという話をきいて、人と認め合うことも大切だけど、まずは自分自身を認めてあげないといけないと思った。


*「普通って何ですか」「まわりにみられていても何も思わない、これが自分だから」という言葉にすごく救われました。


*外出しているときに、車いすに乗っている人や障碍者の方がいたら手助けしようと思った。学校のスロープがユニバーサルデザインだと知らなかった。


*(ホームと電車の間が5メートルもあいていたら乗れない人の方が多いだろう。スロープがないのは、それと同じ。)私たちは、今回このような授業があったからこのことを知れたが、このような機会がなかった人は知らないんだろうなと思い、それが問題点であるのかもしれないと思った。そのような人が社会をとりしきるようになったら生きにくい世の中になってしまう。


*後半で安田さんがおっしゃった「体のことであまりなやまないでください」の一言にすごく考えさせられた。今までたくさん差別を受けてきただろうし、困ったこともあったはずなのに、障害のない私たちにあの一言を伝えられるのは本当にすごいと思う。きっと何度も悩んで、障害について考え、乗り越えてきたんだろうと思った。


*今まで小学校のときからずっとユニバーサルデザインやバリアフリーのことを学んできたけど、やっぱり教科書や動画よりも一番頭に入ってきて「そうなんだ」とかんじることができた。


*自立とは、人の手を借りずに生きていくことではないということがわかりました。障害を持っていない人でも誰の手も借りずに生きていくことはできないと思うし、自立についての考え方が変わりました。


*まず、自分ができることからユニバーサルデザインの社会をつくろうと思うので、まずは、今どこにバリアがあるのかを知り、どうすればそのバリアをなくせるのかを考えなければならないと思う。


*「私は障害をもって生まれたことを悔いたりはしていない」という言葉が妙に心にしみて離れなくて自分も何も恥じることなく自分自身の意思をまっすぐに言えるようになりたいと思いました。


*少数派の人をおいてけぼりにして大多数の人だけで生きていく社会をつくってはいけないと感じた。


*現在、今の私たちは困っている障害者を見捨てたりせずちゃんと手助けをしているのか?と言われると正直言ってあまりできていないと思います。これからはこの問いかけに自信をもって「できている。そのようなことはあたりまえだよ」といえるような社会になっていくといいなと思いました。


*そう、自分は悪くない。コミュニケーションがうまく取れなかったり失敗したりすると自分はよく自己否定におちいるけどよく考えればそんなことないと再確認できました。


*私もみんなと違うところに悩んでいたので少しだけ気持ちが楽になったんです。


*自立は、私たち一人一人が違いを認め合うという気持ちになれば、障害者も自立しやすく生活が楽しくなると思うし障害のない人にとっても大切なことなんだなと思いました。


*安田さんの考え方はすごく共感できて、今日本はすごく冷たい国だと思った。このようなことを少しでも変えるために安田さんは当事者として伝えているのはすごいと思った。

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