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浜田寿美男さんの講演ー親になるまでの時間~子どもは今の力でいまを生きる

  • 執筆者の写真: 安田 雄太郎
    安田 雄太郎
  • 10月5日
  • 読了時間: 2分

 2024年3月17日、枚方市障害福祉サービス事業者連絡会は、枚方市及び枚方市自立支援協議会と共催で「ほっこりひらかた~障害者の人権を考える~」として、「障害のある子どもの人権(発達)を考える」をテーマに、奈良女子大名誉教授の浜田寿美男さんをお招きし、「親になるまでの時間~子どもは今の力でいまを生きる」を演題にご講演いただきました。

 会場はラポールひらかた大研修室で、事業者や市民約80名の参加がありました。


●事業者連絡会 会長からの挨拶


 日頃は、事業者連絡会の活動にご理解ご協力いただき、ありがとうございます。


 枚方市障害福祉サービス事業者連絡会は、枚方市で障害福祉サービス等を提供するさまざまな事業所のネットワークであり、現在、約170事業所で構成しております。


 さて、本日は「障害のある子どもの人権(発達)を考える」をテーマに、奈良女子大名誉教授の浜田さんにご講演をいただきます。


 国連障害者権利委員会は、日本政府への勧告のなかで、国内の法制度や政策には、社会モデルあるいは人権モデルの視点が欠如していると指摘しています。つまり、社会モデルという視点・発想を私たち事業者や市民、行政に根付かせることが世界から日本に求められています。

 社会モデルの視点で障害のある子どもの人権を尊重した支援ができているか、本日の講演会をとおして、あらためて問い直していきたいと思います。


 障害を個人の発達や能力の問題として捉えるのではなく、環境や社会の合理的配慮の問題としてみる社会モデルは、障害者の自立を求める運動を中心に確立してきましたが、それは、障害の捉え方のみならず、子どもの発達や人間の価値観、社会のあり方にも影響を及ぼしています。


 事業者連絡会は、事業者の皆様をはじめ、市民の皆様や行政と連携して、障害のある子どもと障害のない子どもが共に学び生活できる地域づくりをとおして、すべての市民が暮らしやすい社会の実現に寄与していきたいと思います。

 今後とも、ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。


安田 雄太郎



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