「第５期大阪府地域福祉支援計画（案）」に対するパブリックコメント

北井遼太
9月5日
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　2024年2月に大阪府が募集した「第5期大阪府地域福祉支援計画（案）」に対する府民意見等について、以下のパブリックコメントを提出しました。

【大阪府の概要説明】

　大阪府では、社会福祉法第108条の規定により、市町村が策定する地域福祉計画の達成に資するため、平成31年3月に「第4期大阪府地域福祉支援計画」を策定（令和4年3月中間見直し）し、地域福祉のセーフティネットの充実などに取り組んできました。

　このたび、第4期大阪府地域福祉支援計画の計画期間（平成31年度から令和5年度）が最終年度を迎えるにあたり、現計画での進捗状況や複合化・複雑化する地域生活課題を踏まえ、地域共生社会の実現に向けた地域福祉施策をより一層推進するため、「第5期大阪府地域福祉支援計画（案）」を作成しました。

　つきましては、「大阪府パブリックコメント手続実施要綱」に基づき、以下により府民の皆様から広くご意見・ご提言を募集しますので、お知らせします。

【パブリックコメント】

　第3章の「住宅確保に配慮を要する人への居住支援」について、自立生活をしている障害当事者の立場からすると、最初の住宅探しにとても苦労した経験があり、大阪府が住宅の確保が困難な人たちへ焦点を絞った施策を行っていることをありがたく思います。

　自治体によっては、福祉施策として自宅にスロープ等の設置費用を補助してくれることもあり、そのことも含めた情報提供を行うことで住宅探しの選択肢がより広がると思います。住宅確保に配慮が必要な人において完璧な住宅を探すことはとても難しく、そもそも場所や費用等の面を優先すべきも状況もあるでしょう。個々人の求める配慮も差があるので、福祉制度の活用も視野に入れた情報提供等の支援をお願いいたします。

【パブリックコメントに対する大阪府の考え方】

　ご意見ありがとうございます。

　住宅確保要配慮者の居住の安定の確保に向けた取組みは重要であると認識しております。

　いただいたご意見につきましては、今後の施策推進の参考とさせていただきます。

北井遼太