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枚方市社会福祉審議会(本審)が開催され、各福祉計画の策定等について報告されました

  • 執筆者の写真: 安田 雄太郎
    安田 雄太郎
  • 2月27日
  • 読了時間: 4分

 2026年2月26日、枚方市役所第3分館 第3・4集会室で、枚方市社会福祉審議会(本審)が開催されました。

 私は枚方市障害福祉サービス事業者連絡会を代表して参加しましたが、枚方市社会福祉審議会委員の任期満了(連続して5期又は10年以内)により、3月末で退任します。


 案件は以下のとおりです。


1.令和8年度(2026年度)策定予定の各福祉計画について【報告】

(1)枚方市障害者計画(第5次)、枚方市障害福祉計画(第8期)及び枚方市障害児福祉計画(第4期)の策定について

(2)ひらかた高齢者保健福祉計画21(第10期)の策定について

2.民生委員・児童委員、主任児童委員の一斉改選について【報告】

3.専門分科会等の委員指名について【報告】

4.令和7年度各専門分科会等における審議について【報告】


 私からは以下の質問・意見を述べました。


私から2点要望がございます。1点目について、障害福祉専門分科会でも指摘いたしましたが、前回の計画策定時にアンケート結果と計画策定の因果関係が少し不明確でした。また、アンケートにおけるニーズや要望を計画内で紹介していても、それに対する直接的な見解がない事例が散見されました。どの範囲まで対応が可能か見解を示すなど、丁寧に対応していただきたいです。

 2点目は障害者計画に関することです。障害福祉専門分科会での審議や自立支援協議会における意見聴取を、計画策定の際にされていると思いますが、この間指摘させていただいたように、施策決定のプロセスが不透明で、質問や要望に対する行政の対応が不十分または不誠実と感じることが多いです。

 審議会や協議会でありながら、実質的には報告案件ばかりとなっている会議もあります。行政のみ、もしくは委託型の障害者相談支援事業所と行政のみで構成される自立支援協議会幹事会のみで非公開で決定していくあり方も見直す必要があると考えております。象徴的な事例として、自立支援協議会の設置要綱に、この要綱に定めるもののほか、協議会の運営に関し必要な事項は、会長が協議会に諮って定めると書かれていますが、協議会委員に諮られていないどころか、会⻑ですら知らない間に設置要綱が改定されていたことがありました。これは違反ではないかと先日も指摘させていただきましたが、違反ではないというお答えでした。

 今後はしっかりと意見に耳を傾け、自立支援協議会のあり方も見直しを検討するとご回答をいただきましたので、期待しています。充実した計画策定のためにも、この場で重ねてお願い申し上げます。


私も民生委員審査専門分科会に出席させていただいてきましたが、この審査のあり方が非常に形式的であると思っております。

 なぜ形式的なものになってしまうのかAIに質問してみたところ、理由や背景として、担い手不足による候補者探し、地域社会の変容、審査プロセスが地方自治体や地域の自治会、推薦会に依存している現状があると回答がありました。

 難しい状況であることは理解していますが、委員の皆様や行政職員の皆様も貴重な時間を割いておられるので、有意義な会議になるようご検討いただきたいと思います。


障害福祉専門分科会への参画をスタートに、民生委員審査専門分科会、そして、この本審に参画させていただきました。

 「私たち抜きに私たちのことを決めないで」。障害者権利条約の制定過程で広まったこの合言葉は、障害当事者の意思を施策づくりや実施に生かすという考え方を象徴しています。施策は何を決めるのかと同時に、だれが決めるのかが重要です。当事者のニーズを一番理解しているのは当事者であり、自分ごととしてのリアルな実感を伴うニーズを起点にしてこそ、生きた施策になるはずです。しかし、2012年の国の調査では、国の審議会などへの参画状況は、障害者にその家族を加えても委員総数の1%に満たないとされており、現在も実態はほとんど変わっていないようで、本来は10%以上であるべきという指摘もあります。

枚方市社会福祉審議会においても、施策は行政職員がつくるものという上から目線のパターナリズム的なものを感じることがありました。

 最後まで苦言を呈してばかりでしたが、意見・要望を取り入れて改善していただいたこともあり、言い続けて良かったと思うこともありました。私も引き続き、障害福祉事業の分野において当事者参画を推進していきたいと思います。行政や委員の皆様にも、障害分野のみならず、さまざまなマイノリティーや社会福祉の分野において、今後も当事者参画を推進していただくことをお願いしたいと思います。ありがとうございました。


安田 雄太郎

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